こんにちは。HANAです。
最近,東京地検特捜部がある事件を捜査していることで
世間の注目を集めていますね。それこそ,東京五輪です。
2021年に、東京五輪が開催されました。
しかし大会スポンサーであったAOKIホールディングスから、
大会組織委員会の理事が賄賂を受け取っていたのです。
なぜこのような、事態になったのか,調べてみたいと思います。
<エンブレム問題>
2015年に、エンブレムの不正疑惑が囁かれました。
調べてみると、電通から出向した人たちだけで、選考を進めていったのです。
他の方は、関わっていませんでした。
これは電通だけの内部の人間だけで、決めたことになります。
それにより電通がお気に入りの特定のデザイナーが、有利な立場となったのです。
けっきょく不正していたことが、明るみになったのです。
電通以外の人を介さずに行ったことが、今回の不正に繋がったと言えます。
<組織委員会の人数が、多過ぎた>
東京五輪を迎えるにあたり、組織がどんどん大きくなっていったそうです。
そう答えるのは、元コンプライアンス責任者の方です。
東京五輪前は、約1000人ほどだったそうです。
しかし東京五輪においては、約7000人ほどになっていたとのこと。
これだけの人数がいることで、組織委員会は複雑になっていきました。
これにより都庁や民間企業などから、出向された方々がいます。
その人たち全員を、把握するのが難しかったようです。
それにより監査が、甘くなっていたとのこと。
スポンサー関連でも、守秘義務や契約額の情報が共有されてなかったそうです。
次に汚職事件発覚の時も、誰がいてどんな状態なのかも分からずじまいでした。
特に法的な事が、きちんとされていませんでした。
それがなければ、汚職事件は防げた可能性が考えられます。
<電通に任せてしまったのも原因>
組織委員会とスポンサーとの契約を結ぶ際、
「マーケティング専任代理店」という獲得業務があります。
組織委員会がマーケティング専任代理店に、電通を指名しました。
組織委員会からすれば、専門的知識があったからです。
しかしその内部まで、チェックしきれてなかったのです。
電通は、自分たちの好きなように行いました。
その結果スポンサー額が、今までの中で最高額に達したのです。
その他結果ばかりを気にしたので、段階を踏んで手続きがされてなかったのです。
結果的に電通の仲間内だけで行われ、汚職事件となってしまいました。
電通だけに任せずに、多数の外部の人も加わってやればよかったのではと思いました。
<まとめ>
東京五輪前から、エンブレム問題の不正と言ったことが電通にはあったのですね。
その他組織委員会の数が多すぎたことも、原因だと考えます。
そのため出向に出向いた方を全て、把握できない状態になっていたのです。
だから事件の時も、どういう状況なのか分からない感じになって
しまったのだと考えます。
これも結果にとらわれ、法的義務を怠ってしまったからだと考えます。
あと電通独自の内部間で決めた事で、次々と問題が出てきました。
専門知識があったとしても、電通以外の方も入れるべきだったと思います。
結果的にスポンサー額も、最高額になってしまいました。
その他手続きが行われず、管理がずさんになってしまったと考えます。
電通だけに任せなければ今回のような、汚職事件は起きなかったと思います。