こんにちは。HANAです。
今日は3月11日,東北地方が壊滅した東日本大震災から12年ですね。
しかしながら,世界には人による力で死んでしまう人が沢山います。
その究極の形が戦争です。しかも,それにお金も絡んでいるのです。
戦争とビジネスには密接な関わりがあるともいわれています。
そもそも戦争とは国家間でおこる争いの事で、武力行使をもって
他国を侵略することを言います。戦争にかかる費用は莫大で、
状況によっては他国の支援を受けながら行うこともあります。
他国への支援や武器などの輸出などによって利益を得る戦争ビジネスと
呼ばれるものもあります。軍需産業に加えて近年ではサイバー空間や
宇宙空間などの領域も対象となってきており、戦争とビジネスの関係は
より密接なものになっています。
そんな戦争によって動くビジネスや儲かる企業はどういった企業なのでしょうか。
また過去の戦争によって動いたビジネスなども気になるところです。
今回は起こってほしくない戦争に関するビジネスについてお話ししていきます。
<戦争で動くビジネスとは?>
戦争で動くビジネスで大半を占める部分は武器に関するものです。
戦争といえば武器を使うのが一般的ですので、銃や大砲、戦闘機など
戦争に使うもの全般が対象になってきます。取引相手の大半は国家が
占めるので資金も渋ることなく使ってきます。そのため大きな利益を
得やすいのが特徴です。
同盟国であれば一方を支援するのが一般的ですが、企業元が第三国の
場合には双方の国家へ提供されることもあり、市場規模はかなり大きく
なります。そのうえ、戦争が長引けば長引くほど需要が高まります。
戦争が長引くという事は被害を受けている民間人も増えてしまいますよね。
民間人への被害が増える一方で長引けば需要が高まる軍需ビジネスという
構造は切っても切れない恐ろしい構図になっていると思います。
<儲かる企業>
軍需産業で儲かる企業はアメリカに多くありますが、日本国内にも自衛隊
などへ武器を提供している企業もあります。国内外の軍需企業で有名なのが、
です。
国内企業は他にも多数ありますが、今回は特に有名な企業をいくつか抜粋
しています。ロッキードマーチンとボーイングは航空機や戦闘機なども
取り扱っている企業で、アメリカはもちろん世界でも有数の軍事企業です。
日本国内では三菱重工業・川崎重工業は戦闘機や潜水艦などに携わっており、
小松製作所は弾薬などを防衛省へ提供しています。国内企業はこの3社以外にも
複数あり、幅広いジャンルごとに分けて生産されています。
<過去の戦争ビジネスによる影響>
これまでの戦争での惨禍に照らし合わせてみると、第一次世界大戦や
第二次世界大戦など有名な戦争では複数の国が参加しており、そこに
戦争ビジネスとして参加していた企業も多くあります。
第一次世界大戦下の日本では輸出の需要増加により経済状況が大幅に改善し、
黒字化にまで至っていたそうです。日清戦争や日露戦争もそうですが、
戦争特需による経済の回復で潤うのは皮肉な出来事ではないでしょうか。
軍需産業が儲かっているという事は平和とはかけ離れている状況になって
いるので、こういった特需が減少し、軍需産業を行っている企業も別の
方向性で利益が賄えるようになるのが望ましいことですね。今後の平和の
発展に期待していきたいところです。