こんにちは。HANAです。
今回は,何かと話題の相場操縦のお話をしていきます。
2022年SMBC日興証券は相場操縦問題を起こし、副社長が逮捕されました。
なぜ、このような事態になったのか?それは不正な取引があったからです。
相場操縦とは、何なのか?詳しく見ていきたいと思います。
<SMBC日興証券の不正行為>
SMBC日興証券の不正は、組織的に行われました。
三井住友銀行と一緒になり、企業を買収したのです。
そのやり方とは取引する時間とは別に、株をまとめて買い取ります。
そしてそれを投資家に、転売したのです。
これが2019年から3年間、行われていました。
SMBC日興証券のエクイティ部元部長は、この事態を知っていました。
しかし顧客が離れてしまうのが、心配になったのです。
その他値崩れを防ぐ事を、第一に考えました。
その結果相場が下落時に、たくさんの株を買い注文しました。
そうすることで株の流れを、防いだのです。
<ブロックオファーにより発覚>
取引の立ち合い以外の時間に、株をたくさん買ったSMBC日興証券。
そして投資家に、売り出したのです。これを、ブロックオファーといいます。
このことが相場操縦事件として、問題視されました。
取り引きの受付時に、証券取引等監視委員会が入りました。
そこで不正が分かったのです。
もし証券取引等監視委員会が中に入らなければ、現在も続いていたかもしれません。
この背景には内部管理の甘さから、きていると思います。
<疑われやすい相場操縦とは>
相場操縦は、市場にて目的のために、相場を変動させることを示します。
そして自然と行われているようにするのです。
そうすることで、周りから疑われないよう策略します。
次にその上で、利益を増やすのです。
このような行為は、金融商品取引法で禁止されてます。
それに違法なやり方で報酬をもらった投資家にとっても、迷惑なことだと考えます。
違反した企業や会社は、証券取引等監視委員会により勧告されます。
ではどうやって、証券取引等監視委員会が、違反者を見つけるのか?
証券取引等監視委員会は、常に違反していないかチェックしてます。
違反者の見つけ方の特徴として、株価が急激に変動していると立ち合い調査が入りま
す。
その他違反している会社以外から、情報が入ります。
その他不正をしていると思われる会社は、証券取引等監視委員会に報告されます。
そうすると違反してないかを、見極めるのです。
今回のSMBC日興証券は、急激に株価が変動したため、不正を疑われました。
そして証券取引等監視委員会により、不正が発覚したと思われます。
<まとめ>
相場操縦そしてSMBC日興証券が行ったことについて、述べてみました。
SMBC日興証券は組織で株を大量に買い、投資家に売っていたのですね。
しかも3年間も。そしてSMBC日興証券のエクイティ部元部長も、
良くないことと分かっていたと思います。
しかし顧客離れを恐れ、容認してしまったのだと感じます。
ですが証券取引等監視委員会が調査したことで、不正だと分かりました。
証券取引等監視委員会は、このような不正を見つけて勧告するためにあるのですね。
相場操縦が疑われやすいケースは、株価が急激に変動することです。
相場操縦は、良くないことです。
それにしてもSMBC日興証券の不正が分かり、よかったと考えます。